2013年4月14日日曜日

都市の贅肉とは

都市の贅肉を落とすには、整理という技術も必要になります。

整理とは、『「いるもの」と「いらないもの」に分けて、「いらないもの」を捨てる事』という技術です。

例えば、机の引き出しのなかにある使えないボールペンを捨てることが整理です。

また、必要以上にあるボールペンを適正数量に減らすことも整理と言えるでしょう。

それを都市設計に応用すれば、都市の中でいらないものを捨てることが整理になります。

では、都市の中で「いらない」、つまり「贅肉」となっているものは何でしょう?

まず、贅肉についての正しい知識を得るために、「肥満症」の意味を『家庭医学大全科』で調べてみましょう

肥満症=「肥満とは単に体重が多いことではなく、脂肪組織が過剰に蓄積した状態のこと」

では、脂肪とはどういう意味でしょう。

『広辞苑』で引いてみます。

脂肪=「ほぼ同形・同体で、働きも似通った細胞の集団」

やはり、文房具に喩えれば、(ほぼ同形・同体で、働きも似通った)ボールペンや消しゴムなどを必要以上にもつことが肥満の原因になるようです。

となれば、都市で過剰と言えるものは何でしょうか。

ちなみに私の住んでいるまちを見てみれば、必要以上のスーパーマーケット、コンビニ、歯科医院、家電量販店などが立ち並んでいるのがわかります。

なるほど、この過剰な脂肪を整理すれば、都市はずっとコンパクトになるでしょう。

しかし、この問題に切り込むことは、脂肪をつくっている「会社」をどうするかという難問にぶちあたります。

この難問に関わっていると話が前に進みませんので、これも私有財産の難問と同様に棚上げさせていただくことをお許しください。






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