2013年4月16日火曜日

富の集中では景気回復は難しい

景気を良くするには、一部の者に富が集中するよりも、万人に富が分配されるほうが良いと思います。

胃袋の大きさは、お金持ちも貧乏人も大差がないからです。

つまり、財産の格差ほど人間の胃袋の大きさに差がないのだから、いくらお金をもっていても、一日に食べられるパンの量は庶民と変わらないということです。

となれば、パン屋にとっては、その財産に見合った購入をしてもらえない少数の大金持ちが幅をきかす社会よりも、より多くの人にパンを買ってもらえる富が公平に行き渡った社会のほうが有り難いことになります。

これは、パン屋に限らず、多くの業界に当てはまるのではないでしょうか。

腐るほどの財産をもった大金持ちのお金の使い道は、あまり庶民に縁のない贅沢品です。

つまり、私たちが毎日汗水垂らしてつくっている商品ではないということです。

そういう特殊な商品に大金が投じられても、どれほどの経済効果が生まれるでしょうか。

お金を儲けることがそんなに悪いことでしょうか、と言った資産家がいましたが、それはとても狭い視野の主張だと思います。

経済全体から見れば、決して賢いお金の使い道にならないからです。

そういう意味において、所得再分配が正当に行われない、いまの経済システムでは、どのような金融政策を行っても、根のある景気回復は実現されないのではないでしょうか。

0 件のコメント:

コメントを投稿