2013年4月21日日曜日

原発リスクの低減にも効く腹八分目社会

大震災による原発事故以来、原発に頼らないエネルギー政策を求める声が大きくなってきています。

私もできるだけ早く原発に頼らなくて済む社会が実現されることを願っています。

絶対安全な機械など存在するはずがありませんし、再び大地震に見舞われるリスクは十分あり得ます。また、テロによる攻撃など、何が起こるかわからない世の中です。

ならば、できるかぎり原発に依存しない社会をつくるのが子孫のためになります。

しかしだからといって、直ちに原発をゼロにすればすべてうまくいくというほど、物事は単純ではないとも思っています。

ほかの電源に比べて甚大な被害を及ぼすリスクを抱えた原発が、どうしてこれほど支持されてきたのか、その理由を羅列してみます。

1.発電時に地球温暖化の原因になる二酸化炭素を排出しない。

2.ウランが入手しやすい。

3.他の電源に比べて、発電コストが最安。

二酸化炭素を排出しないということでは、太陽光発電や風力発電などの自然エネルギーも同じですが、原発に比べて発電効率に劣る点が問題です。

もし原発を撤廃するとして、それと同等のエネルギーを創出するとしたら、莫大な面積が必要となり、また別の問題を起こしてしまうことでしょう。

そのほかの新エネルギーもまだ発展途上であり、なかなか原発の代替というわけにはいかないようです。

そうなれば、結局、火力発電や水力発電に逆戻りせざるをえなくなり、環境破壊をさらに加速させてしまうでしょう。

なぜこの様なことになってしまうのでしょう。

それは問題を間違えて捉えてしまっているからだと思います。

一番の問題は、電気を大量に必要とする社会にあるのではないでしょうか。

つまり、大量生産・大量消費・大量廃棄を良しとして経済をメタボ化し続けることに問題があるということです。

それを改めなければ、人間がメタボで成人病にかかって寿命を縮めてしまうように、地球の寿命を縮めてしまう悪因を創出し続けることになります。

優先順位を間違えてはいけないのです。

経済のメタボ化を諦めず、原発依存を減らすことは、環境破壊の歯止めにはならないのです。

それよりも適正規模の経済にダウンサイズすれば、電力の使用量も減り、その結果、原発の依存度も低めることができるのです。

そういうことから、経済のダウンサイズが実現される腹八分目社会が原発リスクの低減に効くというわけです。






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