2013年5月11日土曜日

地域格差をなくす秘策

地域間格差が止まらず、元気を失っていく地域が増えています。

地域間格差の問題は、疲弊していく地域だけの問題にとどまらないところにあります。

つまり、疲弊していく地域が増えていくということは、それだけ国が面倒を見なければならない地域が増えることを意味するからです。

わかりやすい例えをあげれば、首都圏の一人勝ちで地方が疲弊していく有様は、両親が弱って介護が必要になり、その介護疲れで妻も倒れ、おまけに一人息子もニートで自立せず。主人の稼ぎだけを頼りにピンチをしのぐ家庭のようなもの。

たとえ、主人が人並み以上の収入をもらっていても、これはきついです。

これでは出費に収入が追いつきませんし、主人が倒れたら、その家庭はアウトです。

いくら主人が誰もが羨むような大企業に勤めていても、近所の誰がこの家庭に未来があると思うでしょう?

首都圏だけの元気度をみただけで、国の元気度を測れないのはそういうわけです。

やはり国が元気になるには、家族全員が元気で働けている家庭のように、全地域が元気で支えていてくれているから成り立つというものです。

そういう意味では、道州制も兄弟で弱った家族の世話を押し付けあっていくようなものなので、根本的な解決策にはならないでしょう。

何より、道州制は格差を縮められる形ではありません。

格差を縮められる形とは、同条件に整えるということです。

例えば、全地域のサイズを同じにするとかです。

加えて、職業も均等にわけ合えば、大都市に人口が流入するようなことにはならず、地域間格差は縮まるはずです。

そのためには、どこかの地域を選んで中央政府をおくといった従来の形成は避けたほうがいいでしょう。

中央政府は、それを置くためだけのエリアを設け、そこからあがった利益は全地域で分け合うようにしたほうが得策です。

首都をおいた地域ははじめから圧倒的に条件に恵まれていて、そんなとこと戦っても他の地域は勝ち目はないからです。

エネルギーを浪費するだけで思うような成果があがらないのは、賢い力の引き出し方だとはいえません。

環境的にもよろしくなく、それでは腹八分目社会には近づけないでしょう。



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