2013年5月5日日曜日

リッチな住宅に格安に住める術

見かけ倒しでなく200年くらい住めそうな丈夫な構造体躯で、耐震性能にも環境性能にも優れたリッチな住宅を購入しようとしたら、莫大な費用が必要になるので、なかなか庶民には手が出せるものではありません。

しかし、いつ起きてもおかしくない大地震や値上がりし続ける電気料金などの不安を思えば、ワンランク上の住宅に住みたいと思うのが人情でしょう。

そこで、そのような住宅に格安に住める秘策を明かしたいと思います。

いま「シェアハウス」というものが、若者を中心にはやっています。

しかし、シェアハウスはいくら安くても、基本的にラウンジ、キッチン、バス・トイレは共有ですし、気の合わない入居者とシェアするリスクがあり、万人向けではありません。

また、結婚したら、シェアハウスというわけにはいかなくなるので、一生住めるものではありません。

そもそもシェアハウスはフツーの住宅ですので、リッチな住宅に住みたいというニーズに応えられないでしょう。

そこで提案したいのが世代間シェア

つまり一つの住宅を世代を超えてローンを組んで使おうという発想です。

そうなれば、必然的に住宅は長寿命な構造体躯を求められますし、費用の分かち合いでお金のかかる耐震設備も省エネ設備も無理なく設置できるようになります。

私の提案する世代間シェアの優れたところは、親族間でシェアするものではないところです。

親族間でシェアしなければ、跡継ぎがいなくて発生する「空き家」問題に悩まされることもなくなりますし、相続税もかかりません。

持ち家ではないので、固定資産税からも解放されます。

また、持ち家でなければ、例えば老夫婦暮らしになったサイズに合わせるための減築やバリアフリーなどの工事をする負担を減らせます(無駄な住宅の肥大化は、コンパクトシティーの実現にもよろしくないですしね)。

つまり、シェア住宅ゾーン内の全住宅が社会的共通資本になるので、住人誰もがライフステージにジャストフィットした住まいに自由に転居できるようになるのです。

全住宅がそのような高性能住宅になれば、都市の省エネ効果もあがりますし、万が一、震災に見舞われても損失を最小限に抑えられるので、都市の財産も守られることになります。

統一感のとれた高級住宅街は景観にも優れ、羨望を集めることになります(街並みの景観は、一戸の高級住宅だけでつくられるものではありません)。

そうなれば入居希望者も増え、空き家問題はさらに解消されることでしょう。

内装を住人の好みに変えられる自由度を与えれば、住民の満足感はさらに高まるはずです。

住宅費が安く抑えられれば、住宅ローンのためにあくせく働く必要もなくなります(せっかくもった自分の城でゆっくりくつろぐ暇さえないなんて豊かな暮らしとはいえません)。

自分の城を所有することよりも、質のの高い暮らしを所有するほうが内容があるといえるのではないでしょうか。










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